吹付塗装について

こんにちは、高橋塗装店です。

6月に入り街の緑も深まり始め、少しずつ梅雨の気配を感じる季節となりました。湿度が高くなる時期は建物の状態にも変化が出やすいため、日々の点検や施工にもより丁寧に向き合っていきたいと思います。今月もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、今回は天井の吹付塗装の現場に行ってまいりました。

自社のベテラン職人に確認しつつ作業を進め、詳しく話を聞きながら吹付塗装についてまとめてみました。

どのような特性を持っているのか、ざっくりとおさらいしてみます

 

1.仕上がりが均一

霧状の塗料を塗装面に吹き付けるので、ローラーや刷毛のように筆跡や継ぎ目が出ず、滑らかな仕上がりになる。

2.作業効率が良く、スピードが速い

広い面積を短時間で塗れるので、ローラーを転がすより作業スピードが速い。

3.細部に塗料が入りやすい

ダクトや配管、凹凸が多い複雑形状の天井でも塗料が行き渡りやすく、手の届きにくい部分も均一に仕上がる。

4.意匠性の高い仕上げに向いている

リシン、スタッコなどのモルタル外壁の仕上げに向いていて、デザイン性を重視する外壁などで強みを発揮。

 

・以下短所

5.塗料の飛散

広範囲に塗料が飛散してしまうので、養生の範囲も広範囲になり、養生の手間は増える。

6.塗料のミストが発生する

エアレスやスプレーガンによる塗料のミストが出るため、周囲への配慮が必要

塗料が飛散するため、匂いも拡散しやすい。

7.環境による影響を受けやすい

湿度や温度に左右されやすく、換気などの条件が悪いと仕上がりに影響。

場合によってはスケジュールが伸びてしまう。

8.塗料の無駄が出やすい

広範囲に飛散してしまうため、塗料のロスが多い。

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以上、このような印象でした。

当日は雨が降っており、換気もし辛い環境だったため、確かにいつもよりも塗料の乾きが遅かったように感じます。

大きな扇風機を回し、乾燥を促している間は壁面にローラーを転がし、効率良く作業を進めて行きました。

ローラーでの作業よりもスピードが速く、ローラーでの塗装より短時間(1/3程度の時間)で仕上がりました。

過度な塗布による垂れが発生しないように丁度良い塩梅で吹き付けて行きます。

空調機の上場、ダクトの裏側などの塗料が入り込みにくい部分は入念にチェックし、2度、3度と塗り重ね、最後に必要であれば刷毛やローラーで整えます。

 

 

今回は吹付塗装の短所もお伝えしましたが、ひとくちに短所といっても、特徴の一つとして判断材料にしていただきたいと思っています。どの塗料にも特徴があり、他と比較すると必ず良い面と気を付けるべき面が見えてきます。だからこそ、それらを包み隠さずお伝えし、お客様が安心して選べる選択肢を増やして行きたいです。デメリットが見えれば、対策が練れ、他の面でカバーしつつ特性を生かせると思います。

現場は常に変化しますが、その時々に最適なご提案とサポートができるよう、これからも丁寧に向き合っていきます。

 

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